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DETALING GUIDE

Step6-Scale Out

きれいにシャンプー洗車をしたはずなのに、ボディをよく見ると白い輪ジミや雨染みが残っていることがあります。こうした洗車で落ちない汚れのひとつが、ボディ表面に固着した「スケール」です。スケールは通常のカーシャンプーでは落としにくく、スポンジやクロスで強くこすると、ボディに洗車傷を付けてしまう可能性があります。

そこで今回は、私がケミカルウォッシュで実際に行っている、車のボディ全体に付着したスケールの除去方法を紹介します。

実際の施工では、スケール除去剤としてGANBASSのREBOOTを使用。ボンネットやルーフなどの広い部分だけでなく、エンブレム周辺に付着したスケールの除去方法まで、初心者にも分かりやすく解説します。シャンプー洗車をしても雨染みや白い水垢が残ってしまう方は、ぜひ参考にしてください。

車のボディに付着するスケールとは

車のボディに付着するスケールとは、雨水や水道水などに含まれる成分が、水分の蒸発後にボディ表面へ残って固着した汚れです。シャンプー洗車後に見える白い輪ジミや、ボディ表面を覆うような白っぽい汚れがスケールに該当することがあります。

洗車によって砂ぼこりや泥が落ちたあとに、それまで目立たなかった雨染みや水垢が見えるようになることも少なくありません。特に黒や濃色系のボディでは、白いスケールとの色の差が大きいため、洗車後のきれいなボディほど目立つことがあります。

車にスケールが付着する原因

スケールが付着する主な原因は、ボディに残った水滴の乾燥です。雨水や洗車に使った水がボディ上で蒸発すると、水分に含まれていた成分が表面に残ります。この状態を繰り返すことで、通常のシャンプー洗車では落ちにくいスケールとして蓄積していきます。

スケールの付着を抑えるには、洗車後の拭き上げまで丁寧に行い、ボディに水滴を残さないことが大切です。

車のスケールが付着しやすい場所

スケールは車全体に付着しますが、特に水滴が残りやすい場所や、水が流れ出しやすい場所に蓄積します。注意したいのはボンネットやルーフなどの水平面で水滴がとどまりやすいため、雨染みや白い輪ジミが目立ちやすい場所です。

また、エンブレムやモール周辺はクロスが入りにくく、洗車後の水分や汚れが残りやすいため、スケールだけでなく黒ずみも蓄積しやすくなります。

雨染み・水垢・イオンデポジット・ウォータースポットの違い

車のボディに付着する白いシミは、雨染み、水垢、イオンデポジット、ウォータースポットなど、さまざまな呼び方をされます。カーケアでは同じような意味で使われることもありますが、すべてのシミがスケール除去剤で落とせるとは限りません。

スケール除去剤で落とせる可能性がある雨染み

塗装面やコーティング表面に成分が付着している段階であれば、スケール除去剤で改善できる可能性があります。スケール除去剤を塗布すると、付着物に反応して白っぽく見えることがあります。

スケールが取り除かれることで白い輪ジミが目立ちにくくなり、汚れに隠れていたボディ本来の艶や透明感も分かりやすくなります。

スケール除去剤では落ちないウォータースポット

長期間放置された雨染みのなかには、表面に汚れが付着しているだけでなく、塗装のクリア層まで侵食しているものがあります。塗装面が陥没している状態は、表面に付着したスケールとは異なるため、スケール除去剤を使っても改善しない場合があります。

何度施工しても変化が見られない場合は、ケミカルで落とせる付着物ではない可能性があります。無理に再施工を繰り返さず、研磨が必要かどうかを専門店へ相談するほうが安心です。

車のスケール除去に必要な道具

ボディ全体のスケール除去では、次のものを使用します。

  • スケール除去剤
  • 塗布用マイクロファイバークロス
  • 拭き取り用マイクロファイバークロス
  • エンブレム周辺に使う細めの筆
  • 耐薬品性のある保護手袋

塗布用と拭き取り用のクロスは、それぞれ分けて用意します。色の違うクロスを使用すると、作業中に間違えにくくなります。また、スケール除去剤に使用したクロスや筆は、通常の洗車やコーティング施工には使用せず、ほかの道具と分けて管理するのがおすすめです。

スケール除去剤を使う前の注意点

スケール除去剤は、シャンプー洗車では落とせない雨染みや水垢に対応できる便利なケミカルです。一方で、酸性タイプの製品もあるため、使用する素材や施工条件を事前に確認する必要があります。

直射日光と熱いボディを避ける

スケール除去は、直射日光が当たらない日陰で行います。走行直後や炎天下でボディが熱くなっている場合は、十分に温度が下がるまで待ってから施工します。ボディ温度が高い状態では、塗布したケミカルが短時間で乾燥する可能性があります。

施工中の乾燥はシミやムラ、素材へのダメージにつながる可能性があるため注意が必要です。

最初に目立たない場所で試す

いきなりボンネットやルーフ全体へ施工するのではなく、最初に目立たない場所でテストします。塗装やコーティングが正常に見えても、過去の補修、研磨、再塗装、経年劣化などによって反応が変わる場合があります。

問題がないことを確認してから、少しずつ施工範囲を広げます。

保護手袋を着用する

スケール除去剤を使用するときは、耐薬品性のある保護手袋を着用します。作業環境や製品の注意事項に応じて、保護メガネなども使用してください。屋内で作業するときは、十分な換気も必要です。

使用できない素材を確認する

スケール除去剤は、車のあらゆる部分に使用できるわけではありません。特に次の部分は、使用する製品の説明を確認する必要があります。

  • ガラス
  • ドアミラー
  • 金属モール
  • 無垢のアルミ
  • メッキパーツ
  • 未塗装樹脂
  • 劣化した塗装
  • 再塗装された部分
  • 特殊なコーティングが施工された部分

付着が心配な場所は、あらかじめマスキングしておくと作業しやすくなります。

スケール除去剤を乾燥させない

施工中に特に注意したいのが、スケール除去剤をボディ上で乾燥させないことです。一度に施工する範囲を小さく区切り、塗布したまま長時間放置せず、製品指定の方法で速やかに処理します。

長く放置すれば除去力が高くなるわけではありません。必要以上の放置は、塗装やコーティングに負担をかける可能性があります。

GANBASS REBOOTを使った車のスケール除去方法

ここからは、私が実際に行っているボディ全体のスケール除去方法を紹介します。

今回使用するスケール除去剤は、GANBASSのREBOOTです。REBOOTは、シャンプー洗車では落としきれない雨染み、水染み、イオンデポジットなど、ボディ表面に固着したスケールの除去に使用するケミカルです。コンパウンドで塗装面を磨くのではなく、ケミカルをスケールに反応させて除去できるため、私も定期的なケミカルウォッシュに取り入れています。

ボンネットやルーフなどの広い部分にはマイクロファイバークロスを使用し、クロスが入りにくいエンブレム周辺には毛先の細い筆を使って施工します。

今回の作業手順は、次のとおりです。

シャンプー洗車後にボディの水分を除去する

REBOOTを使用する前に、高圧洗浄機で十分に予洗いし、カーシャンプーと洗車ミットを使って、ボディに付着した砂ぼこりや泥、花粉などをやさしく洗い流します。洗車後は十分にすすぎ、大判のマイクロファイバータオルで水分を拭き取ります。さらに、ドアミラーやエンブレム、モール、パネルの隙間などに残った水もブロワで飛ばしておきましょう。

砂や泥が残っていると洗車傷の原因になり、水分が残っているとREBOOTが薄まる可能性があります。ボディ表面だけでなく、施工中に水が流れ出しやすい細部まで乾燥させておくことが大切です。

REBOOTを小さな範囲に塗り広げる

保護手袋を着け、小さくカットしたマイクロファイバークロスにREBOOTを少量取ります。ボディへ直接吹きかけず、ボンネットなら2~4つに分け、ドアなら1枚ずつ作業しましょう。クロスを強く押し付けず、ボディの上をやさしく滑らせながら薄く塗り広げます。

一度に広い範囲へ塗ると乾燥しやすいため、小さな範囲ごとに作業を終えてから次へ進むのがポイントです。

スケールへの反応を確認する

REBOOTを塗布すると、スケールが付着している部分に白っぽい反応が見られることがあります。シャンプー洗車後はきれいに見えていたボディでも、REBOOTを塗布することで反応が現れ、通常の洗車では取り除けなかった付着物に気付くことがあります。

反応の見え方は、スケールの付着量、塗装色、周囲の明るさなどによって異なります。反応が見えないからといって、強くこすったり、必要以上にREBOOTを追加したりせず、ボディの状態を確認しながら進めます。 撮影することに集中してケミカルを放置しないように注意してください。可能であれば、一人が施工し、もう一人が撮影を担当すると安全です。

REBOOTが乾く前に拭き取る

REBOOTを塗ったまま放置せず、乾く前に別のきれいなクロスでやさしく拭き取ります。クロスの面をこまめに替え、スケールが残っている場合だけ必要な部分を再施工してください。

エンブレム周辺を細めの筆で施工する

エンブレムや車名ロゴの周辺はクロスが入りにくいため、REBOOTを少量含ませた細めの筆で、縁や隙間をやさしくなぞります。施工後はREBOOTが乾く前に、きれいなクロスや筆で丁寧に取り除きます。細かな隙間など拭き取りにくい部分は、水で十分に洗い流す方法でも構いません。

筆の根元に金属部分がある場合は、傷防止のためマスキングテープを巻いておくと安心です。

除去状態を確認してボディ全体を仕上げる

施工後はLEDライトを斜めから当て、雨染みや白い輪ジミが残っていないか確認します。落ちていない部分だけ再施工し、変化のないシミは無理に追い込まないようにしましょう。最後に、エンブレムやパネルの隙間などにREBOOTが残っていないか確認し、必要に応じて水ですすぎます。

その後、大判のマイクロファイバータオルとブロワで水分をしっかり取り除けば完了です。

スケール除去後はコーティングを補充する

スケール除去後は、必要に応じてコーティング剤やメンテナンス剤を施工します。ボディ表面に付着していたスケールを取り除くことで、隠れていた塗装本来の艶や透明感が分かりやすくなります。

また、コーティング剤を施工するための下地も整えやすくなります。

まとめ|洗車で落ちない雨染みはケミカルでスケール除去

シャンプー洗車をしても残る白い雨染みや水垢は、ボディ表面やコーティング表面に固着したスケールかもしれません。スケールはスポンジやクロスで強くこするのではなく、汚れに対応したスケール除去剤を使い、ケミカルの力で反応させながら除去することが大切です。

スケール除去後のボディは、表面を覆っていた白っぽい汚れが取り除かれ、塗装本来の艶や透明感が分かりやすくなります。普段のシャンプー洗車だけでは落とせない雨染みが気になってきたら、ボディの状態を確認しながら、ケミカルウォッシュにスケール除去を取り入れてみてください。

今回使用したスケール除去剤|GANBASS REBOOT

今回、ボディ全体のスケール除去に使用したのが、GANBASS REBOOTです。シャンプー洗車では落としきれない雨染みや水染み、イオンデポジットなど、ボディ表面に固着したスケールの除去に使用しています。

コンパウンドによる研磨とは異なり、ケミカルをスケールへ反応させて除去できるため、定期的なケミカルウォッシュやコーティング表面のメンテナンスに取り入れやすい製品です。

ボンネットやルーフなどの広いパネルにはマイクロファイバークロス、エンブレムやロゴ周辺には細めの筆を使うことで、ボディ全体から細かな部分まで施工しやすくなります。

GANBASS REBOOTはこんな人におすすめ

  • シャンプー洗車後も白い雨染みが残る
  • ボディの水垢や白い輪ジミが気になる
  • 車全体に付着したスケールを除去したい
  • 研磨する前にケミカルで除去できるか試したい
  • コーティング表面をメンテナンスしたい
  • エンブレム周辺のスケールや黒ずみが気になる
  • コーティング施工前の下地を整えたい

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