STEP1-Wheels & Tires
カーディテイリングのファーストステップはホイールとタイヤの洗浄。
ファッションと同じく「おしゃれは足元から」。
ホイールはクルマの中で最も過酷な環境にさらされた部分でもあり、汚れの種類も様々です。ブレーキダストや油分、雨染みなどの汚れを見極めながら一本一本根気よくクリーニングしていきます。
Part-1. Tire House
APCをスプレーしタイヤハウスを洗浄します。
ホイールを外している場合はショックアブソーバやブレーキキャリパーもディテイリングブラシを使って洗浄します。
地面から直接受ける汚れにはアルカリ性のケミカルが効果的。
Part-2. Tire
タイヤブラシを使ってサイド面を擦りながら洗浄します。
Part-3. Wash
シャンプーで落とせる汚れを落としていきます。
インナーリムはホイールブラシやウォッシュミットを使って、スポークや手の入らない隙間はディテイリングブラシを使って洗います。
Part-4. Iron Out
鉄粉除去剤を使ってこびりついたブレーキダストを除去します。
塗布後5分程度反応させ水で洗い流します。反応がなくなるまで繰り返します。
Part-5. Scale Out
スポークの隅やホイールボルト/ナットのまわりに付着した黒ずみはスケール除去剤を使って除去します。
スケール除去剤は酸性で皮膚に付着すると荒れる可能性があるので必ずゴム手袋を装着して作業すること。
ココがおすすめ
できればホイールを定期的に脱着することで、ホイールの内側やホイールボルト/ナットの隙間までクリーニングすることができると同時に、STEP2の作業効率もアップし仕上がりにも差が出ます。
また、タイヤの状態もチェックすることができます。
QUESTイチオシケミカル
APC(多目的洗剤)
ホイールクリーナーやタイヤクリーナーをそれぞれ準備するのが面倒な人や、どれを選べば良いかわからない人はこの多目的洗剤をおススメします。
アルカリ性のクリーナーで抜群の洗浄力、タイヤやホイールだけでなく、虫や黒染みにも洗浄効果を発揮します。
タイヤクリーナー
オートフィネスのタイヤクリーナー『TREAD』はアルカリ性で、路面から拾う汚れや油分または、古いタイヤワックスを分解除去するための強力なゴムクリーナーです。
汚れを浮かせて効果的に除去することができます。
ホイールクリーナー
オートフィネス IMPERIALを使えば軽微なブレーキダスト汚れや道路から跳ね上げる汚れに反応し洗浄してくれます。
こちらGYEON アイアンホイールクリーナーは粘性がありホイール表面に密着し汚れを分解溶かしながら強力に除去してくれます。
鉄粉除去剤
ホイールに付いた鉄粉を効果的に除去するためには鉄粉除去剤は効果的なケミカルです。
特にブレーキダストが多い輸入車は必須アイテムでしょう。
輸入車はブレーキダストが多く付着するので容量の多い1000mlタイプを購入しておくほうが良いです。