こんにちは、ティティーラーのコーシンです。
巷では日本製ポリッシャーの名機と言われているくらい有名なリョービ『RSE-1250』。その主な理由は”高性能”,”高コストパフォーマンス”,”軽量コンパクト”でしょう。
でも実はそのままでは”高性能”とは言えないんです。これから紹介する3つの改造をすることで高性能化=フルパワー化でき、ディティーリングのメイン機材としても使える逸品に仕立てることができます。
フルパワー化するための3つの改造
これから順にご紹介する3つの改造ですが、その目的(ねらい)はどれも高回転化&低重心化にあります。高回転化させることでRSE-1250のもつ性能を最大限引き出すことができ、研磨力を高めることができます。また、研磨時間も短縮できるので作業効率は格段にアップします。
低重心化させるとバフの当たり具合や圧が感じやすくなり、力の加減もわかり研磨力の調整がやりやすくなります。
ブレーキリングを撤去
一つ目の改造はコスト0円でできるので購入したら是非。
バッキングプレートとボディの間に挟んであるゴム製のブレーキリングを外してしまいます。名前のとおりこの部品が回転数を落としてしまっているんです。回転数の低下=研磨力の低下ということです。
step.1
バッキングプレートを止めている4本のネジを外します。
step.2
そうするとブレーキリングは挟まっているだけなので引っ張ると簡単に外すことが可能です。
ベアリングを交換
ブレーキリングの撤去からそのままベアリングの交換作業に進みます。
純正付属のベアリングはシールドベアリングが使用されていて、これも少なからず回転力を低下させているので社外品に交換します。
step.1
センターのネジ1本を外します。このネジはかなり硬いのでインパクトドライバーの使用をおすすめします。
step.2
社外品のベアリングと交換します。
低重心パッドへ交換
この専用設計の低重心パッドへ交換することで軽量化による回転力アップやボディと研磨面との距離が近づくことによる作業性アップ(しっかり面を押さえてブレずに作業できる)することができます。
step.1
ベアリング交換の続きから、低重心パッドをボディに合わせて、最初に緩めた4本のネジを締め直します。
まとめ
以上、どれも研磨力アップや作業効率アップが期待できるので必要な部品をまとめて購入して一気に交換するのがおすすめです。
なお、その他にも電源コードの延長化といったカスタムもありますが、これは間違えるとショートして最悪火災を伴うリスクが潜在するため専門技術を持っていない人はやめておきましょう。
私も延長化はせず下記のような延長コードで対応していますがデメリットなく作業できてます。